お知らせ

2016年11月アーカイブ

近年、仕事、レジャーなどの目的を問わず日本からの海外渡航者数の増加は著しいものがあります。海外で感染症に罹患する人、またそれを国内に持ち込むリスクが増加しています。一方、訪日外国人数の増加はこの56年間で一挙に増加し、それとともに持ち込まれる感染症にも注意が必要です。

 

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高齢者になると腸内細菌叢の変化、低下が原因でさまざまな疾患の原因となります。この治療として糞便微生物移植法が試みられています。

 

腸内フローラの変化が高齢者疾患を引き起こす←クリックしてご覧下さい。

昔に比べて統計上、比較的若いころに「老衰」という死亡原因で死亡することが少なくなってきました。高齢者においても老衰ではなく、肺炎や心疾患といった疾患が死亡原因であることが多くなってきたためでしょう。しかし自然に、幸福に死を迎えることが老衰であるとすると、予防できる疾患や治療できる病的状態を適切にコントロールしておくことが必要と考えられます。

 

「老衰」で死亡すること ← クリックしてご覧ください。

東インド諸島で脚気の研究をしていたオランダ人のクリスティアーン・エイクマンは、ニワトリを用いた動物実験で玄米や米ぬかの不足が脚気を発病させ、これらを与えると脚気が治るという大発見をしたのでした。

 

医療の歴史(95) 脚気論争~その3 ← クリックしてご覧ください。